検索エンジン検索では見られない検索用途として、検索は、暇目的での検索が多いことが挙げられます。机に向かって、明確な意図をもって使われることが多いパソコンと違って、常時電源を入れたまま持ち歩く携帯電話だからこその使われ方です。
通勤通学中の電車の中や待ち合わせなど、ふとした空き時間に暇つぶしできる「何か」を探しているユーザーはかなり多いようです。「ゲーム」といった具体的なキーワードの検索が多いのは当然のこと、「暇つぶし」といった、欲求をそのままキーワードにした検索も多くあります。
持ち歩ける携帯電話からは、「探す場所」を前提とした検索利用も多いのも特徴です。外出先でこれから行くレストランを探す、空いた時間ができたので暇つぶしできる場所を探すなどといった使われ方で、例えば「レストラン新宿」というように、地名を加えた複合検索が多いのです。
こういったキーワーズには、検索エンジン側も既に対応しています。地域名を含んだ検索結果では地図が表示されるようになっていますし、Googleモバイルでは、よくアクセスする場所の位置情報を登録しておくこともできます。
また、携帯電話は旅行中も持ち歩くため、旅先での店舗情報、往復の交通手段や渋滞情報を調べるのにも、モバイル検索が使われはじめています。地方の観光地で営業する企業などは、真っ先にモバイル検索への対応を行うのが重要と言えそうです。その他、花火大会などの行事についても、行き方や開始時間を調べるためにモバイル検索が多く利用されているようです。
パソコンとモバイルの検索キーワードの違い
・モバイル検索では、テレビで取り上げられる話題についての検索。
・予測変換機能と口語体での検索への配慮が大切。
・モバイル検索でもロングテール化が進んでいる。
■ モバイルでよく検察されるキーワード
モバイル検索で、実際に検索されているのはどのようなキーワードなのでしょうか。モバイル検索ランキングを公開している「Yahoo!モバイル」の2008年検索数ランキングは、次のようになっています。
▼ Yahoo!モバイル検索数ランキング
各検索エンジンによってかなリランキングに違いがありますが、いくつかの傾向も見受けられます。
・「スター・ビーチ」など、掲示板系サービスでの検索が多い。
・エンタメ系サーチに強い ROUTEでは、ランキングのほとんどが人名である。
1,2年前のランキングでは「着メろ」などモバイル特有の検索ワードが上位たが、徐々に「YouTube」といったパソコンでも人気のキーワードが目立つようになってきています。
これは検索習熟度が高まっていることに加え、一部の属性のユーザーにのみに使われたモバイルサービスが、利用者の増加により属性の偏りがなくなってきたという意味です。
また、これも数年前までの人気ワードだった「出会い系サイト」での検索数が相対的に減少し、具体的な掲示板サービス名へ移行していることも注目。
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